我が家にファラオ プロトがやってきた!! !!

すぐに更新するはずがすっかり放置していたTDR250 ファラオ プロトタイプ話。
なにせ、この2年はいろいろありまして、外界とあまり関われなかったので、すっかりご無沙汰でした。
ようやく復活? と言っても持っているTDRはこのファラオ1台なので、
そうそう遠くには乗っていけません。
壊れている箇所はまったくないのですが、どこかで壊れたらって思うとねー。
だいぶ前の話になりますが、思い出しながら書いていきます。
*画像が赤いのはテントの下で撮影したためです。




 我が家にやってきた経緯は少々はしょりますが、某氏からある日突然譲る!! ということで入手しました。持っていたSAXとレスポール、ストラトはこの子に化けました。1988年以来ずっとTDR250をファラオ仕様にって考えてましたが、本物が来てしまいました。しかもこいつはファラオのさらにプロトタイプで1台しかないモデル。ノーマルファラオ(ノーマルじゃないですけどね)と外装のステッカーだけでなく、何箇所か違う場所があるようです。
少しだけ乗って、H瀬君の家まで行ってみた。

 OG氏が見たいというので、当時家にはロドスタ1台だけだったので、テントを張ってピット風に。

 まずヘッドライト周りはアルミ製のガードがついています。ファラオの物とは微妙に違うタイプ。

 カウルなどを外すと、ノーマルTDRと大差ない姿です。ライトは同じものだと思います。

 メーターは180kmまで刻まれたXTなどでおなじみの角型タイプ。右側には丸型の水温系が入っていたようです。

 左右2分割されたアルミ製のメインタンク。持つと超軽い。これを作ろうとすると相当なお値段になるでしょうね。当時一番あこがれた部分です。

 アルミ製の左右にまたがるリヤタンクです。これも当時あこがれていました。

 リヤタンクの前部分には、レギュレーションで必要な水タンクがついています。現在は分離給油にしてあるので、オイルタンクになっています。チャンバーからサイレンサーに続く連結部が見えますね。

 リヤタンク右側下部にはリヤショックのリザーバータンクがついています。

 このあたりのフレーム周りは、ノーマルTDRとはまったく異なっています。

 フロントサス、ブレーキ周りはXT600テネレのままのようです。バネレートとかは変えているのかしら? 今となっては効かないシングルポッドディスクですね。

 リヤショック周り。ノーマルTDRとは決定的に違うストロークを持ちます。ここでは見えませんが、上部の取り付け位置が普通のオフ車のようにずいぶん上になっています。

 プロトのチャンバーはファラオとは違い、巻きチャンバーです。すっかりさびちゃってるのでなんとかしないとね。ラジエター、同ガードもワンオフのようです。 下に見えるアンダーガードは、メインスタンドにもなります。プロトだけ中に工具スペースがあります。

 カウルはファラオ同様にPPではなくFRP製。タンクとのラインは、まあ適当です(笑)。

 ワンオフのスプロケ。ホイールも専用かなー? スイングアームはノーマルTDRの穴加工の延長かと思っていましたが、形は似てますが、かなり太く作られている別物でした。補強も入っています。

 手元に来たときで、走行65kmでしたので、タイヤもぜんぜん減っていません。とは言え、30年前のタイヤで公道を走るのは無理ですね


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